さあ、羽を伸ばそう

さて、鬼の次の仕事が決まっている。

それは、自分の長所を伸ばしながら短所を克服すること。

前回の記事で自分の強み弱みは整理することができた。

ならばそれらを有効活用できるように大学最後の夏休みという限られた時間を過ごそう。

 

セミナーの嵐

8月9月はセミナーの嵐である。自己啓発セミナーから教育系セミナーまで合計9つのセミナーに参加する予定である。自己啓発系で3本、教育系で6本、どれも魅力がありすぎてもう足が止まらない。自分の懐の問題もあるが、人の出会いはお金に勝るものであり、ちょっとばかり痛手でも参加したいものである。また、まだ9月の2週目からの予定がガラ空きであり、家に引きこもっている時間がもったいない。
バイトでどれくらい稼ぐかも念頭にこれからどう動くかも考えていかなければならない。やることだらけである。だが、それを苦痛とは感じないし、むしろどんどん理想の実現に躍起になりたい。

 

 

◯企画から何かを発信する

9月には実際に小学校で「海外文化によって学びを深める」授業をGT(Guest Teacher)として行う企画を考えている。GTは3人。私とサポーターの2人(コアメンバー)と、実際に海外に行ってその土地を「見た」人(ファシリテーター)。2月のフィンランドのスタディーツアーで知り合った鹿児島の仲間との初めての企画である。

ここで企画をついてひとまず整理。

・企画概要

現在の学校現場では、自分のアイデンティティーを確立させたり、お互いを尊重すべき態度を身につける日常的な機会が少ない。そのような機会が少なくなってしまうと、多様な価値観が共存する社会で偏った考え方を持ったり、人格の形成がスムーズに行われなかったりする危険性がある。私たち運営は、その課題を克服するために、実際に海外に行って現地の文化を体感した学生を招いて授業を行うことによって、子どもたちに日本と海外との違いを体感させ、各国の文化がそれぞれ尊重されることを知り、お互いが尊重されるべきであるという価値観の学習を行わせる。小学校の頃から「他人の考えを尊重する気持ちを持つこと」を日常的に行うことによって、子どもたちが社会に出た時に他者理解の考え方を持って人と接することができ、様々な価値観を持った人々とスムーズにコミュニケーションを行うことができるようになる。私たちは、文化学習からそのような「相手の気持ちを思いやれる」子どもになってほしいと考える。

さらに、教員の働き方にも目線を向ける。現状日本の教員の拘束時間が平均約11時間であり、その内訳の約8割が、子どもに対する時間以外の「運営校務」である。子どもに対する時間が少なくなることで、教員の個性豊かな授業をファシリテートする時間がなくなる。このことは、子どもたちにも影響があると考える。画一的な授業によって授業に面白みが失われ、子どもたちのアイデンティティーの確立に影響が広がると考える。私たちはこのような状態を危惧し、早急な対応を急ぐべきだと考える。学生の立場として、現場でのGTの機会があるのなら、その機会を活用し、教員の必要な仕事とそうでない仕事を見極め、教員がどういう存在であるべきなのかを問う必要があると考える。教員が教員たる明確な軸(教師観)を持てるようになれば、不必要な校務に疑問を持つはずである。将来の教員志望の学生の芽と現在の教員の命を守るために、不必要な仕事に「NO」と言えるような現場を作っていけるように提言できたらと私たちは考える。

・企画の目標

⑴子どもたちが海外文化を知り、アイデンティティーの確立を図る一つの手段を提供する。
⑵教員の現状を知ることで教育現場内で何が「必要か」、何が「不必要」かの見極めと整理を行う。

・企画によってなってほしい姿

子ども側 :アイデンティティーを確立すること
      各国の文化を尊重する態度を身につけること
      お互いの気持ちがわかる子どもになること

現場教師側:働く現場環境のおかしな点に疑問を持つこと

企画運営側:自信をつけること
      多様な文化を広めること

 

長々と書いたが、企画によって発信したいのは次の2点である。
⑴相手の気持ちになって考えれる子どもを育てよう!
⑵教員の働き方について考えよう!

 

 

 

様々な過去の失敗体験や成功体験、自分の経験、強みと弱み...、様々な陰と陽の要素が自分には備わっている。それを生かすも殺すも自分次第である。大学最後の夏休みくらいは自分の羽を伸ばすような過ごし方もいいのではないだろうか。

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ではでは!