ウワベだけで生きるのをヤメた日
12月に入りまして、寒さも一段と厳しくなりました。鹿児島は暑いです。
4ヶ月の間ブログの更新がストップしてましたが、その間に色々ありまして。
まずは、4ヶ月間の振り返りを。
◯決断を迫られた8月末
前回の更新は、2018-08-17でしたねそういえば。
この時は、トビタテ!留学JAPANに参加すると意気込んで留学計画書を新宿で練り上げていた。過去のトビタテ生と意見交換をしながらより良い文章を練り上げていた。しかし、親との意見の相違で喧嘩が絶えず、今後どう折り合いをつけるべきかがわからず、悶々としていた。母との議論は基本的に母が感情的になったらそこで議論は終了。一旦落ち着かせるか、別日に再度議論するかの2択。書類の提出期限は9月はじめ。家に帰ったらいつも待っているのは感情的になる議論。全てが嫌だった。
その時、母親が提示した条件は、トビタテを受けて大学院行くよりも大学院に行ってから自分のお金で世界を周りなさい。トビタテを使うよりも先に卒業をしなさい。こう言われて、私は反論する余地がなかった。しかし、親が敷いたレールで歩きたくないという思いがあったため、なかなか飲み込もうとはしなかった。9月初めの提出期限までに、留学計画を練り上げる中で適切な言葉をチョイスする難しさを覚えてしまい、さらに母親と議論することに辟易してしまっていることで私は精神的に疲れてしまった。
そこで、私は今後の母との良好な関係を築くために妥協策を提示してみた。卒業してからどうしてほしいのかをしっかりと聞き、私がどう行動して欲しいのか、母の意見、自分の意見を踏まえて議論することにした。
妥協策としてはこうだ。
⑴卒業をしてから私がやりたいことに全面応援すること
⑵トビタテは受けずに、海外の大学院に行くこと
⑶議論中は、最低限のマナーとして感情的な態度は出さないこと
母はこれを飲み、応援することを決めたらしい。それと同時に私も母の意向は飲んだ。あとで自分の意思をもっと主張しておけばと激しく後悔はすることになるだろうが、母親との関係を考えるとこれが一番いいのではないかと思った。
ここで、私はトビタテで海外に行くのはやめるという、大きな決断をした。
◯watchaとの出会い〜9月からwatchaまで〜
Twitterを教育系アカウントに切り替えたのもその頃である。もともと内田良先生のツイートを見て、私も始めようと思った。
教育実習の経験やフィンランドの学校現場視察の経験を踏まえて私も発信できるのではないかと考え、元々あった個人アカウントを教育系アカウントに切り替えた。
その時に舞い込んできたのがこのツイートである。
【重要なお知らせ】#watcha学生and若手 を開催します!
— Myu (@Myu05854938) 2018年7月21日
○日時 10月中旬から下旬?
○場所 東京?
⚠︎日時と場所に関しては変更になる場合があります。9月上旬には決定する予定なので、続報をお待ちください。
RT、拡散お願いします。#watcha pic.twitter.com/EghnmLI656
行かなければ、ここでフィンランドで学んだものを教育現場に生かして欲しい!そのためにも発表しなければ!
と思って企画発案者に連絡。すかさずにぜひの一言が。そこからは月日が流れるのが早かった。
フィンランドの学校現場を体験してきたからこそ伝えられることを盛り込み、11/23に東京に行った。
パソコンは持った。家のカギもかけてきた。自分の用意もカンペキ。
— てぃーだぶさん@Heineken帽子 (@BakerlooStreet) 2018年11月22日
いいだしっぺ(@Myu05854938)とその仲間たちはもう会場についてる頃でしょう。
仲間たちに会うべく、東京に行きます。
ひとりのてぃーだぶという人間が魅力しにいきます。1400km先から。#watcha学生and若手 pic.twitter.com/bQjcOfHPJa
当然学びは深かった。様々な人との出会いを通じてわかるその人自身の経験や思い、それを読み取り、共感できる喜びに、watchaに参加してよかったと感じた。
◯つながりから見えた自分というもの〜watcha以降〜
watcha以降、特に同じ大学4年生との交流が増えた。企画発案者のMyuさんやブースで教材研究の発表を行っていたdreamer.さんといったように、来年教師になる人や、自分の夢を切り開こうとする人の情報発信や交流が盛んになった。さらに、次のwatchaにつなげるための同期生の実践や行動に私も感化され、次の行動を起こすことができた。
【仮決定!】【拡散希望】
— てぃーだぶさん@Heineken帽子 (@BakerlooStreet) 2018年11月29日
watcha 社会科×国語科! in Kyoto
教科横断型授業の考察で教材分析の質を高める!
【詳細】 Coming soon...
しかし、その中で今まで自分が放っておいた自分の中にある「弱い」部分を出会った人々との交流から見直す必要があると感じた。さらに、今まで私が発信していた教育行政系のツイートだけでなく、教材分析系のネタも発信していく必要があると感じた。
#watcha学生and若手#Dreamerブース
— Dreamer. (@i_am_a_dreamer5) 2018年11月24日
🌈教材研究ワークシート⑴🌈
教員になってから教材研究の
時間が取れない!!?
それは困る→今武器を作ろう!
自分なりの必要事項と実践書から
ポイントを絞って作ったシート。
初見書き込み→追究書き込み→指導案
の流れを生み出せる。
追究の要素が見える。 pic.twitter.com/opGHC481ty
これはあくまで一例だが、このようなツイートができるようになりたいと感じた。
◯本題:自分の弱さとは?
ここからが本題である。私には「先延ばし」の癖がついてしまっている。watchaでも、登壇者のスライド提出も当日ギリギリになってしまったり、大学の模擬授業でも授業計画からの指導案作成のコメントが遅れてしまい、最終的に授業がうまくできなかった。
では、なぜ物事を先延ばしにしてしまうのか?
これらのサイトを分析してみると、先延ばししてしまうのには「負(ネガティヴ)の感情」があるため、その感情の結果として「先延ばし」という行為が行われるのではないかと思う。要は、快の感情のモチベーションをどう維持できるかである。
例えば、模擬授業。今回は2人グループで授業を作らなければならない。授業構成段階では私が構成を考えたので、モチベーションは高かった。しかし、授業案を構成する中でパートナーに任せっきりになってしまい、いざできた時には修正しようにも修正できないものがあった。ここに、負の感情が入ってしまい、モチベーション維持を保つことができなかった。結局授業はボロボロ。落ち込む結果となってしまった。
さらに他の例だど、教育実習である。今まで学校現場で授業を一切したことがないので、具体的な授業のイメージや軸を持つことなくしていざ授業を行うとなってしまうと、当然「できるのか?」「無理でしょ?」という負の感情がやってきてしまう。そのため、快の感情に逃げてしまい、やるべきことから逃げてしまう。
◯ではどうするべきなのか?
先の2つの例で考えてみよう。模擬授業では、コミュニケーションをもっと取れていれば、先延ばしという行為を回避することができたし、教育実習では、イメージと軸を明確に持つことで負の感情を回避できる。
このように負の感情を取り除いたり、適切なコミュニケーションをとったりすることで、先延ばしの行為は回避できる。
先延ばしをしないためには、以上の通りモチベーションを維持することがまず第一である。さらに、成長するために避けて通れない嫌なことから逃げないことも必要である。
◯モチベーション維持のための様々なDo
モチベーションに維持には様々な方法がある。様々なサイトに維持の方法が記載されているので、参照されたい。
◯私が目指す最低限のDo
上のサイトにも記載されているのだが、シンプルな目標、1日のタスク管理、各タスクの具体化、1日の仕事量の把握、を意識しながら今後行動につなげていこうと思う。時間軸でシンプルにまとめておくとこうなる。
◇長期スパンで考えるべきこと
シンプルな目標設定
仕事量の把握
◇短期スパンで考えるべきこと
タスク管理
◇1日の中で考えるべきこと
各タスクの具体化
例えば今日は4つのタスクを考える。
⑴中間レポート(今日中に終了できる仕事量)
→12/10までが提出期限。時間があるうちに作成する。
⑵登壇資料作成(プロットと内容構成の確立)
→12/08に使用。わかりやすさを追究するために早い段階で構成を練る必要
⑶卒論(一次資料の3項目読破)
→年内をめどに終わらせたいという思い。
⑷ブログの作成
→watachaが終わって自分が思っていることを伝えたいと思ったから。
このように明確に設定することによってモチベーションが維持できるし、意識することによって先延ばしを減少あるいは回避することができるだろう。
また、モチベーション維持のために圧迫感を排除することにも気をつけたい。切羽詰まった状態で行うタスクと心の余裕がある状態のタスクだとどちらがより深い内容に突っ込むことができるか。紛れもなく後者である。余裕のある状態で確実に物事を踏んだほうが後から修正も可能になる。
さらに、メリハリも大事である。あるラジオで落合陽一氏が行っていた言葉である。つまり、ONとOFFの切り替えである。だらだらと何時間も同じ作業を行なったとしても、生産性は上がらない。時間を決めた方が時間という制約が生まれるため、いかにそのタスクを終わらせられるかという戦略を立てやすく、生産性が上がる。
◯最後に
この4ヶ月間で人との出会いがあったり、信頼を失うようなようなこともしてしまった。出会いがあったにも関わらず、それを失うことはしたくない。うわべだけでは生きることはできなくなった。この4ヶ月でこれを重く受け止めることができた。様々な人から期待されるため、やりたいことをできるようになるために。日々精進していくことをここに誓います。